言葉の音色

ただ好きな言葉を述べ続けることの力、

 

どちらへ述べるべきなのか、

 

分かることない流れの中で、文字の色を獲得する。

 

辞書を読み腫らしてみようか、朝へ流れる雨の家、

 

彼の幸せはどこにある?どこにもないのか、

 

ないならないで何をするのか、

 

どこにもない物語を求めて、その当事者になることを求めている。

 

言葉を残して消えていった仲間の数々、

 

もしも在ればと彼は夢想し消えてゆく。

 

泡藻の夢に消えてゆく。