マトリックス 夢の世界

今更ながら見たことがなかったマトリックスを見てみました、

途中でサーバルちゃんの絵を書いていたのですっかり話を飛ばして見ていたのですが、

いやもうカンフーのシーンが白熱していて、黒人と白人が戦うという対比が美しく、勝速日の言葉がちらちらと見えて気になっていました、かつはやひって読むみたいですね、綺麗。

 

この間羊を人工子宮で育てているのを動画で見ていたので、赤いぶよぶよした液体に包まれる主人公の絵面はもう現実になりそうですね、大人になるまで液に浸かる必要なないですけど、今までのSFを現実のものにしてしまったので、正直マトリックスを見ても驚くシーンはどうしても少なくなりつつあるようで、ちょっとメッセージ性に関しては退屈でした、けれども、その次の言葉って、次のSFってどこにあるんでしょうか、って考えると興味深くもありましたね。1999年に作られていると考えると驚異だったんだろうな、というのはひしひしと伝わって参ります。

 

退屈と書いてしまいましたが、戦闘シーンは圧巻、銃弾で砕け散るビルの柱がまさに世界を壊しながら突き進む物語を広げていて、スローモーションであってもしっかりと戦闘を表現しているあたり、匠の技巧としか言いようがないですね、カンフーからの成長も描かれていて、作品の熱量がものすごいです、今の時代にこの熱量を持つ作品は本当にないんじゃないでしょうか。

銃弾の落ちる音やスローのビジュアルが繊細で映画そのものがガラス細工的なキラメキを光らせていますね。エンディングのレイジアゲインストも意外にラップが作品に似合っていて鳥肌が立ちっぱなしでした、もちろんマリリンも最高!久々にハイなっちゃいましたよ、って考えるとマトリックスって相当ロックです!

 

現実の世界で考えると、マトリックスは主に人間と機械が敵対していますけど、実際なら発展、発達した世界から逆行しようっていうのはあまり流行らないと思うんでうけどね、今更旧石器時代の生活をしようって日本人いないですよね、けれど1999年時点の世界を肯定しようっていう意味合いではインパクトの強みは理解できますね。